ダシダって何?韓国の万能だしの使い方と簡単レシピ3選
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ダシダって何?韓国の万能だしの使い方と簡単レシピ3選
「ダシダ」という調味料の名前を聞いたことはあるけれど、実際にどんなものなのか、どう使えばいいのか分からない——そんな方は少なくありません。
スーパーの調味料コーナーや韓国食品売り場で見かけるあの赤いパッケージ、気になりつつも手に取れなかった方に向けて、この記事ではダシダの基本から使い方、そして初心者でもすぐに作れる簡単レシピ3選までをまとめてお伝えします。
ダシダとは?——韓国の「国民的調味料」
ダシダ(韓国語:다시다)は、韓国のCJ第一製糖が1975年に発売した粉末調味料です。
名前の由来は韓国語の「インマスル・ダシダ(舌鼓を打つ)」という表現で、その名のとおり、ひとさじで料理の味わいをぐっと深めてくれます。
ダシダの最大の特徴は、じっくり煮込んだ 牛骨エキス をベースにしていること。
ここに玉ねぎ、にんにく、コショウなどの野菜と薬味を合わせて粉末にしているため、お湯に溶くだけで深いコクのある牛骨スープの風味が広がります。韓国では約8割の家庭で使われている「国民的調味料」であり(出典:ESSE online/CJ FOODS JAPAN公式)、日本でいえば「ほんだし」のような存在といえるかもしれません。
日本ではCJ FOODS JAPANが販売しており、牛肉味のほかに「あさり味」「いりこ味」などの種類も展開されています。
この記事では最もスタンダードな 牛肉ダシダ を中心に解説していきます。
ダシダの原材料とアレルギー情報
ダシダを使ってみたいけれど、中身が気になるという方もいらっしゃるでしょう。
CJ FOODS JAPAN公式サイトに記載されている牛肉ダシダ(100g)の原材料名は次のとおりです。
食塩、混合薬味ミックス(食塩、小麦でん粉、たまねぎ粉、にんにく粉、牛骨エキス、その他)、砂糖、しょうゆ、牛脂、小麦でん粉、ぶどう糖、デキストリン、たん白加水分解物、牛肉風味エキス、胡椒ミックス、にんにくエキス、にんにく・たまねぎ混合粉/調味料(アミノ酸等)、酸味料、香料 (一部に 小麦・乳成分・牛肉・大豆 を含む)
栄養成分は小さじ1杯(4g)あたりエネルギー9.4 kcal、たんぱく質0.5 g、脂質0.3 g、炭水化物1.3 g、食塩相当量1.8 gです(CJ FOODS JAPAN公式)。
コクを出す調味料なので、一度に使う量は小さじ1杯程度が基本です。
アレルギーをお持ちの方は、小麦・乳成分・牛肉・大豆が含まれている点にご注意ください。製造ラインで他のアレルゲンを扱っている可能性もあるため、詳細はパッケージの表示を必ず確認してください。
ダシダの基本の使い方——3つのパターン
ダシダの使い方は大きく分けて3パターンあります。この3つを覚えておけば、ほとんどの料理に応用できます。
パターン1:溶かす——スープ・鍋・煮込みに
もっとも基本的な使い方です。水200 mlに対して小さじ1杯(約4 g)を溶かすだけで、深みのある牛骨スープの味わいになります。わかめスープ、トックスープ、チゲ鍋、おでんの煮汁など、水分のある料理全般に使えます。味噌汁やコンソメスープの隠し味として少量加えるのもおすすめです。
パターン2:炒める——炒め物・チャーハンの味付けに
野菜炒めやチャーハンなど、炒め料理の味付けに振り入れる使い方です。仕上げの段階でフライパンに小さじ1杯ほどを加えて全体になじませると、牛骨の旨味が食材に絡んで味に奥行きが出ます。ナムルの和え調味料としても活躍します。
パターン3:振りかける——そのまま風味づけに
SNSで話題になった使い方が、フライドポテトやポップコーンなどにそのまま振りかける方法です。粉末タイプなので食材にまぶしやすく、牛骨の風味が加わることでスナック感覚の一品が完成します。ゆで卵にダシダと少量のごま油を和えるのもおすすめです。
鶏ガラスープの素やコンソメとの違い
「鶏ガラスープの素やコンソメで代用できないの?」という質問もよく見かけます。代用は可能ですが、風味が異なります。
鶏ガラスープの素は鶏骨がベースのため、ダシダに比べてあっさりとした味わいです。
牛骨ベースのダシダが持つ濃厚なコクとは方向性が違うので、代用する場合は塩やしょうゆで味を補う必要があります。
コンソメは野菜と肉のブイヨンがベースで、洋風の風味が強いため、韓国料理に使うとやや雰囲気が変わります。
逆に、普段コンソメや鶏ガラスープの素を使っているレシピにダシダを入れてみると、いつもとは違う深みのある味わいを楽しめます。
それぞれの良さがあるので、キッチンに並べて使い分けるのが一番です。
初心者向け簡単レシピ3選
ここからは、ダシダを初めて使う方にぴったりの簡単レシピを3つご紹介します。
どれも特別な材料は不要で、15分以内に完成します。
レシピ1:韓国の定番 わかめスープ(ミヨックク)
韓国では誕生日に母親への感謝を込めてわかめスープを食べる風習があり、「ミヨックク(미역국)」と呼ばれています。ダシダを使えば、本場の味わいに近いスープが驚くほど手軽に作れます。
材料(2人分)
乾燥わかめ 5 g、牛肉ダシダ 小さじ2、水 500 ml、ごま油 小さじ1、しょうゆ 小さじ1、白いりごま 適量
作り方
乾燥わかめを水で戻し、食べやすい大きさに切ります。鍋にごま油を熱し、わかめを軽く炒めたら水500 mlを注ぎます。沸騰したらダシダ小さじ2としょうゆ小さじ1を加え、中火で5分ほど煮ます。器に盛り、白いりごまを散らせば完成です。牛肉の薄切りを加えるとさらにコクが増します。
レシピ2:ダシダで作る 3色ナムル
ナムルは韓国の定番おかずで、作り置きにも向いています。ダシダを和え調味料に加えることで、野菜だけでも満足感のある味に仕上がります。
材料(2〜3人分)
もやし 1袋(200 g)、ほうれん草 1/2束、にんじん 1/2本、牛肉ダシダ 小さじ1、ごま油 大さじ1、塩 少々、白いりごま 適量
作り方
もやしとほうれん草はそれぞれ塩ゆでし、水気をしっかり絞ります。にんじんは細切りにして軽く塩ゆでします。ボウルにダシダ小さじ1、ごま油大さじ1、塩少々を混ぜ合わせて和え調味料を作り、3種の野菜をそれぞれ和えます。器に3色を盛りつけ、白いりごまを振って完成です。彩りが良いのでお弁当のおかずにもぴったりです。
レシピ3:ダシダチャーハン
冷蔵庫にあるもので作れるお手軽チャーハン。ダシダひとさじで味が決まるので、調味に迷う心配がありません。
材料(1人分)
ごはん お茶碗1杯分(約200 g)、卵 1個、長ねぎ 5 cm、牛肉ダシダ 小さじ1、しょうゆ 小さじ1/2、ごま油 大さじ1、塩・こしょう 少々
作り方
長ねぎはみじん切りにします。フライパンにごま油を熱し、溶き卵を入れて大きくかき混ぜ、半熟のうちにごはんを加えます。強火で手早く炒め、パラパラになってきたら長ねぎを加えます。ダシダ小さじ1としょうゆ小さじ1/2を振り入れ、全体になじんだら塩・こしょうで味を調えて完成です。お好みでキムチやハムを加えてもよく合います。
ダシダの保存方法
開封前は直射日光と高温多湿を避けて常温で保存できます。開封後はチャック付き保存袋や密閉容器に移し替えて冷蔵庫で保存し、なるべく早めに使い切ってください。
目安として、冷蔵で約1か月、冷凍で約3か月が風味を保てる期間です。
粉末が湿気を吸うと固まりやすくなるため、使用後はすぐに密封することがポイントです。賞味期限はパッケージに記載されていますので、あわせてご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. ダシダは1回にどのくらい使えばいいですか?
基本の目安はスープ200 mlに対して小さじ1杯(約4 g)です。炒め物やチャーハンにも同程度を振り入れれば十分に味が決まります。食塩相当量が小さじ1杯あたり1.8 gと比較的高めなので、少量ずつ加えて味を見ながら調整するのがおすすめです。
Q2. ダシダは子どもが食べても大丈夫ですか?
一般的な粉末調味料ですので、お子さまの食事にもお使いいただけます。ただし塩分量が多いため、大人向けのレシピよりも使用量を控えめにし、味を薄めに調整してください。アレルギー成分(小麦・乳成分・牛肉・大豆)にも必ずご注意ください。
Q3. ダシダに「牛肉味」以外の種類はありますか?
はい。CJ FOODS JAPANからは牛肉味のほかに「あさり味」「いりこ味」が販売されています。あさり味は海鮮チゲやスンドゥブに、いりこ味は韓国風の味噌チゲなどに相性がよく、料理によって使い分けると味のバリエーションが広がります。
Q4. コンソメや鶏ガラスープの素で代用できますか?
代用は可能ですが、味わいが変わります。ダシダは牛骨ベースのため濃厚なコクが特徴で、鶏ガラスープの素ではあっさりした仕上がりに、コンソメでは洋風寄りの味になります。韓国料理らしい風味を出したい場合はダシダをお使いになるのがおすすめです。
Q5. ダシダは韓国料理以外にも使えますか?
もちろんです。カレーの隠し味、肉じゃがの煮汁、ハンバーグの下味、ポトフのベースなど、和洋問わず「旨味とコクを足したい」場面で幅広く活躍します。フライドポテトに振りかけるだけの使い方もSNSで人気があります。
まとめ
ダシダは、牛骨エキスの深い旨味を手軽に料理に加えられる韓国の万能調味料です。1975年の発売以来、韓国の約8割の家庭で愛用されてきた実力は折り紙つき。「溶かす・炒める・振りかける」の3パターンを覚えておけば、スープからチャーハン、おつまみまで幅広く活用できます。
まずは今回ご紹介したわかめスープ、3色ナムル、ダシダチャーハンのどれかひとつから試してみてください。小さじ1杯のダシダが、いつものキッチンに新しい味わいを連れてきてくれるはずです。
Han Selectでは、CJ牛肉ダシダをはじめとした韓国食品を取り扱っています。