冷凍で剥がれないシールとは。直径30mm・冷凍対応の粘着

冷凍のお菓子に貼るシールの選び方|普通のシールが剥がれる理由と、30mm丸シールの頼み方

冷凍のお菓子に自分のロゴやイベント名のシールを貼って、オリジナル商品にする。やることはシンプルですが、1か所だけ落とし穴があります。

それがシールの選び方です。何も指定せずにネット印刷で丸シールを注文すると、届いた頃には剥がれています。冷凍庫の中でも、輸送中でも。

この記事は、印刷会社の解説ではなく「実際に貼る側」の目線で、必要なことだけをまとめたものです。

この記事でわかること

  • なぜ普通のシールは冷凍で剥がれるのか(2つの原因)
  • 冷凍シールとは何が違うのか
  • 印刷会社に伝えるべき3つのこと
  • 直径30mmという小さい円でのデザインのコツ
  • 成分表示との貼り分け
  • 費用と納期の目安
最小ロット90
1個あたり442
発送まで1-5営業日

普通のシールが剥がれる理由は2つあります

① 低温で粘着剤が硬くなる

一般的なシールの粘着剤は、常温で貼ることを前提に作られています。−18℃の環境では、その粘着剤が硬くなって容器の表面に密着できません。貼った直後は付いているように見えても、時間が経つと端から浮いてきます。

② 結露した水分が糊と容器の間に入る

もう一つが結露です。冷凍のものを常温に出すと表面に水滴がつきます。この水分が粘着剤と容器の間に入り込むと、接着力が落ちて剥がれます。

冷凍と常温を行き来する回数が多いほど、この現象は起きやすくなります。イベントで「冷凍庫から出して並べて、売れ残りをまた戻す」といった扱いをすると、まさにこの条件になります。

つまり

冷凍で使うシールは、低温でも柔らかさを保つ粘着剤で、水分に強いものが必要ということです。これが「冷凍シール」と呼ばれるものです。

冷凍シールは何が違うのか

冷凍シール(冷食用ラベル)は、氷点下でも粘着力が落ちないように設計された専用の粘着剤を使っています。低温での柔軟性、水分に触れても落ちにくい接着力、この2つが一般的なシールとの違いです。

表面の素材も、紙ではなくフィルム系(ユポなど)を選ぶと、結露でふやけたり破れたりしにくくなります。

  普通のシール 冷凍シール
粘着剤 常温前提 低温でも柔軟性を保つ専用粘着
水分 結露で剥がれやすい 水分に強い
素材 紙が多い フィルム系を選べる
価格 安い やや上がるが、数千円台から作れる

印刷会社に伝えるべき3つのこと

注文フォームで選ぶだけでは足りません。次の3つを備考に書いてください。

  1. 冷凍で使うこと(保管温度 −18℃以下)
  2. 貼るタイミングと場所——常温の部屋で貼るのか、冷凍庫の中で貼るのか。ここで指定する粘着剤が変わります
  3. 貼る相手の材質——プラスチックの容器のフタなのか、袋なのか
②がいちばん見落とされます。「常温で貼ってから冷凍する」のと「凍った商品に貼る」のでは、必要な粘着剤が違います。冷凍庫内での貼付は条件が厳しいので、可能なら常温の状態で貼ってから冷凍庫に入れる段取りにしてください。

直径30mmでデザインするときのコツ

参考までに、Han Selectのドバイチョコ餅の場合は円形・直径30mm(30×30mm)です。透明フタ付きのケースなので、フタの中央に丸シールを貼る形になります。

30mmは、10円玉より少し大きいくらいです。思っているより小さいので、情報を詰め込むと読めなくなります。

  • 要素は2つまで。「短い文字+小さな図柄」か「色ベタ+一言」
  • 細い線と小さい文字は飛びます。印刷では潰れ、遠目では見えません
  • 縁ギリギリに置かない。断裁のずれを考えて2〜3mmは内側に
  • 色数を絞ると強い。小さい円では、色のコントラストがいちばん効きます

迷ったら

「1行のテキスト」だけにするのが失敗しません。イベント名、日付、店名。それだけで十分に「自分たちの商品」に見えます。

成分表示との貼り分け

ここは必ず押さえてください。ロゴシールで成分表示を隠してはいけません。

食品を販売する場合、食品表示法により原材料・アレルギー・賞味期限などの表示が必要です。Han Selectの90個セットは成分シールを同梱しているので、それを貼れば表示は満たせます。

実務としては、フタの中央に自分のロゴシール、成分シールは容器の側面や別の面という貼り分けになります。どちらも見える状態にしてください。

販売の形(店頭・イベント会場・通販など)によっては、保健所への届出や営業許可が必要な場合があります。開催地の自治体・会場のルールを事前にご確認ください。

費用と納期の目安

費用 30mmの丸シールなら数千円から(枚数と仕様によります)
納期 数日〜1週間程度(印刷会社と時期によります)
逆算 本番の2〜3週間前から動くと余裕があります

商品の発送はご注文から1〜5営業日以内なので、シールの印刷のほうが時間がかかります。先にシールを手配しておくのが安全です。

90個からオリジナル商品にできます

シールを貼るだけで、オリジナル商品になります。
ドバイチョコ餅の90個セットは39,800円(税込・冷凍送料込み/1個442円)。トップシールも成分シールも貼らずに同梱してお届けするので、そのまま韓国のスイーツとしても、自分のシールを貼ってオリジナル商品としても販売できます。抹茶タイプも同じ価格です。

90個セットの詳細を見る →

よくある質問

Q. 貼るのは冷凍庫の中でないとダメですか?

いいえ。常温の部屋で手早く貼ってから冷凍庫に戻すほうが、粘着剤にとっては条件が良くなります。ただし解凍が進まないよう、作業は短時間で。

Q. ラベルシールを家庭用プリンターで印刷してもいいですか?

家庭用のラベル用紙は基本的に常温向けです。冷凍で使うなら、冷凍対応と明記された印刷を選んでください。短期間・少量で試すだけなら家庭用でも貼れることはありますが、輸送や長期保管には向きません。

Q. シールの製作も頼めますか?

Han Selectではシールの製作は承っておりません。ご自身でご用意いただく形です。仕様は円形・直径30mm・冷凍対応です。

まとめ

  • 普通のシールが剥がれるのは「低温で粘着剤が硬くなる」「結露の水分が入る」の2つが原因
  • 冷凍シールは氷点下でも粘着力が落ちない専用の粘着剤を使っている
  • 印刷会社には冷凍で使うこと・貼るタイミングと場所・貼る相手の材質を伝える
  • 直径30mmは想像より小さい。要素は2つまでが読みやすい
  • 成分表示を隠さない位置に貼る
  • シールの納期のほうが長いので、先に手配する
ブログに戻る